
ボサボサ眉毛の整え方&メイクを眉毛サロンが解説!
毛流れが揃っていないボサボサの眉毛は、メイクや髪型に馴染みにくかったり、清潔感がないように見えてしまったりする原因になります。適切に整えて、自分の顔に似合う綺麗な眉毛に仕上げましょう。
とはいえ、ボサボサ眉を綺麗に整えるためにはいくつかポイントがあるため、「ボサボサ眉毛を綺麗に整えられない」「ボサボサ眉毛の整え方がわからない」といった方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ボサボサ眉毛の整え方・描き方・カットの方法などを解説します。ボサボサ眉毛の特徴や周囲に与える印象などにも触れるので、ぜひ参考にしてみてください。

監修者
アナスタシア ミアレ
アイブロウトリートメントのパイオニアブランド
眉だけに特化し、その人の魅力を最大限に引き出していくアイブロウトリートメントのパイオニアブランド「アナスタシア ミアレ」。独自の理論と技術で、その人が本来もつ美しさを呼び覚まし、眉の可能性を確実に広げています。

執筆者
美眉総研編集部
眉に関するトレンドや眉で美しくなるための情報を発信するスペシャルサイト。さまざまなコンテンツで、眉からはじまる美の可能性を見い出します。「アナスタシア ミアレ」で培われた専門的な知見を活かして、コンテンツを制作中。
目次
ボサボサ眉毛とは?
まずは、ボサボサ眉毛とはどんなものなのかをチェックしてみましょう。
ボサボサ眉毛の特徴

ボサボサ眉毛とは、主に毛流れが乱れている眉毛のことです。毛の長さがまちまちだったり、毛流れが乱れていたりすると、眉が大きく見えたり、左右で形が不揃いに見えたりします。また、余分な産毛が多い状態もボサボサ眉毛に見える原因のひとつです。眉毛の周りや眉間に産毛がないかチェックしてみましょう。
以下の表は、自眉がボサボサ眉毛になっていないか確認するためのチェックリストです。どれかに当てはまると、ボサボサ眉毛に見えてしまっているかもしれません。
<ボサボサ眉毛のチェックリスト>
- 毛流れがバラバラで綺麗に揃っていない
- 眉下や眉間に余分な毛が目立つ
- 眉の形がぼやけていてはっきりしていない
- 左右の眉毛の高さや太さが違いすぎる
- 眉の印象が強くメイクや髪型に馴染まない
ボサボサ眉毛の印象
手入れができていないボサボサ眉毛は、清潔感や若々しさなどの面でマイナスイメージを与えてしまう可能性があります。ビジネスシーンでは、「身だしなみに無頓着」との印象から信頼感を得られないリスクもあるため、綺麗に眉毛を整えておきたいところです。
だからといって、考えなしに眉毛を切ったり抜いたりするのはおすすめできません。眉毛の切りすぎ・抜きすぎは眉毛がスカスカになる原因で、一度やりすぎると元に戻るまでに時間がかかります。ボサボサ眉毛は、できるだけ自眉を活かしながら綺麗に整えるのがポイントです。
ボサボサ眉毛を整えるための綺麗な眉毛のベストバランス
ボサボサ眉毛を整えるためには、綺麗な眉毛のベストバランスを把握しておきましょう。眉毛の形・位置・太さ・色・濃淡などの各ポイントをベストなバランスに整えれば、綺麗な眉毛に仕上がりますよ。
なお、アイブロウメイクアップのコツやポイントについては、以下の記事でも詳しく解説しています。気になる方は、あわせて参考にしてみてください。
▶︎アイブロウとは?意味やメイクアップ術を眉毛サロンが解説!
理想的な眉の位置

ボサボサ眉毛を綺麗に整えるためには、眉の形が重要です。理想的な眉の形は、ベストなフェイスラインの法則により決定します。顔の各パーツに注目して、顔の横幅・縦幅を理想的な比率に整えることが重要です。自分の顔の比率は、自分の顔を撮影した写真に写真加工アプリなどでグリッド線を引けばチェックできます。
横の生え際から反対の生え際までの間を顔の横幅とすると、顔の横幅は眉間の幅の5倍がベストな長さです。眉間の間の幅を基準に、グリッド線などで顔を横に5分割できるように調整しましょう。
<顔の横幅のベストな比率>
顔の横幅=眉間の幅×5
額の生え際から顎先までの長さを顔の縦幅とすると、顔の縦幅は額の生え際から眉頭の下までの長さの3倍が自然に見えるベストな長さです。顔の縦幅をグリッド線などで3分割し、額の生え際から眉頭までの長さが基準になるように調整してください。
<顔の縦幅のベストな比率>
顔の縦幅=額の生え際から眉頭までの長さ×3
理想的な眉の形

眉毛には、眉頭・眉山・眉尻の3つのパートがあります。ボサボサ眉毛を整えるときは、各パートの位置にも注目しましょう。
眉頭は鼻から眉毛下の骨にかけて、カーブが始まる場所にあるのがベストです。眉頭の位置は、顔全体のバランスを左右する重要なポイントなので注意深く、定めましょう。
眉山は、顔の正面から側面に落ちる手前に作ります。眉の中では一番高い位置に眉山を持ってくるのもナチュラルに仕上げるためのポイントです。眉山が低いと立体感が物足りない印象になってしまうため、少しでも眉頭より高くなるように作りましょう。
眉尻は、上唇中央から目尻を繋いだ延長線上に作りましょう。眉尻は眉頭より高い位置にすると自然な眉に見えますよ。
顔は、眉頭から眉山が正面として認識されます。眉頭から眉山への距離が長いとやや横幅が広い顔、短いとパーツが中心に集まったような顔に捉えられます。
左右で差がある眉骨の形や、顔の側面の角度などを意識した調節も大切です。例えば、正面から見た顔の横幅は、顔の側面の角度が急だと短く、逆に角度が緩やかだと長く見えます。横幅が狭い顔に長い眉を描くと浮いて見えてしまうため、顔の特徴に合わせて眉毛を整えましょう。
理想的な眉の太さ

眉の形と位置が決まれば、太さは自ずと見えてきます。太さの目安としては、目の縦幅の2分の1〜3分の2ほどです。眉頭を一番太く、眉尻に向かってだんだん細くなっていくように太さを調節しましょう。ボサボサ眉の場合、不揃いな毛流れが原因で太く見える場合もあるため要注意です。
理想的な眉の色・濃淡

ボサボサ眉毛の形・位置・太さが整ったら、色や濃淡にも注目しましょう。
眉の色は、髪色との相性を考慮して決めるのが基本です。髪色よりもワントーン淡い色にすると、垢抜けた自然な仕上がりになります。パーソナルカラーを考えた眉色の決め方も可能です。イエローベースの人にはオレンジ系や黄色系、ブルーベースの人には赤系のブラウンが似合う傾向があります。
黒髪の人向けの眉毛の色の決め方については、以下の記事で詳しく解説しています。黒髪に合う眉毛の色選びで迷っている場合は、是非参考にしてみてください。
▶︎黒髪に合う眉毛の色は?濃さやパーソナルカラーごとの色などを眉毛サロンが解説
ナチュラルな眉は黒目の上あたりが一番濃く、眉頭・眉尻はやや薄くなっています。メイクの際も同じ濃淡のバランスを再現すると、立体感のある自然な眉に仕上がるでしょう。
メイクの際は、自眉の自然な毛流れを活かすのもポイントです。また、アイブロウペンシルやパウダーで眉を描くときは、軽いタッチで描きましょう。最後にぼかしを入れるように整えると、綺麗なナチュラル眉に仕上がりますよ。
ボサボサ眉毛の整え方&描き方&カット方法
ボサボサ眉毛の具体的な整え方・描き方・カット方法を解説します。
なお、輪郭や自眉の特徴、目指したい眉毛の形別の整え方のポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせて参考にしてみてください。
▶︎眉毛の整え方/描き方/カット方法を眉毛サロンが解説!顔の形や濃さごとにも紹介
眉毛が生えている箇所にフェイスパウダーをのせる
まず、眉メイクをする前に眉毛が生えている箇所にフェイスパウダーをのせましょう。フェイスパウダーで汗や皮脂をとってサラサラにしておくことで、眉を描きやすくなります。
眉毛をスクリューブラシでブラッシングする

次に、眉をスクリューブラシでブラッシングしましょう。基本的には自眉の毛流れに沿って横に流せばOKです。ボサボサ眉毛の毛流れがわかりづらいときは、眉頭はやや上方向に流しながら次第に横に流していき、眉尻あたりは斜め下にブラシを動かすとナチュラルな毛流れを活かせますよ。
眉毛がボサボサに見える原因の多くは、毛流れの乱れです。スクリューブラシで毛流れを整えるだけでも、ある程度ボサボサ感が薄れて綺麗な眉毛に見えますよ。
アイブロウペンシルで眉を描く

続いて、アイブロウペンシルで眉の形を描きます。眉下のラインを引いたあと、眉尻から眉山に向かってラインを描きましょう。眉山に角度をつけて、眉山から眉頭に向かってラインを引きます。眉上のラインは、眉下のラインと平行になるようにしましょう。
眉の形と位置は、以下のポイントを参考に描いてみてください。
<理想的な眉の形に整えるためのポイント>
- 眉頭を一番太くして眉尻にかけてだんだん細くなるようにする
- 眉山を一番高くして立体感を出す
- 眉の太さは目の縦幅の2分の1〜3分の2程度にする
<理想的な眉の位置に整えるためのポイント>
- 眉頭は小鼻の真上
- 眉山は黒目の外側と目尻の間
- 眉尻は眉頭以上の高さ
- 長めの眉の眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
- 短めの眉の眉尻は口角と目尻を結んだラインの延長線上
このとき、アイブロウペンシルは真ん中より後ろ側を持ち、力まずに使うのがポイントです。指に力を入れるのではなく、手首を軸にしてペンを動かしましょう。軽いタッチで描いた方が、ナチュラルに眉毛の輪郭を描けますよ。
アイブロウパウダーで隙間を埋める

眉の輪郭が描けたら、アイブロウパウダーを使って眉山から眉尻まで・眉頭の潤に、隙間になっている部分を埋めていきましょう。輪郭のラインをぼかすようにするのがナチュラルに仕上げるためのポイントです。
パウダーを馴染ませるのに使うアイブロウブラシも、後ろの方を軽くつまむように持ちましょう。アイブロウペンシルと同じく。力まずに軽いタッチで使うのがナチュラル眉の描き方のコツです。
アイブロウジェルで毛流れを固定する

眉全体が描けたら、アイブロウジェルで毛流れを固定します。眉頭に立体感が出るように立ち上げ、眉尻に向かって毛流れを整えていきましょう。眉毛が硬めの人は、眉尻から眉頭へ流れに逆らうようにジェルを乗せるのもありです。
アイブロウジェルで適切な毛流れを固定すれば、途中でボサボサ眉毛に戻ってしまうリスクを軽減できますよ。
眉マスカラで眉に色を付ける

眉に色をつける場合は、眉マスカラを使いましょう。眉マスカラを毛流れに逆らう方向に動かして、眉全体に色をつけてください。次に、毛流れに沿った方向に眉マスカラを動かして仕上げます。
眉色は髪色よりもワントーン明るくすると、ナチュラルに仕上がります。イエローベースの肌にはオレンジ系や黄色系のブラウンの眉色、ブルーベースの肌には赤系のブラウンの眉色がよく似合いますよ。
余分な眉毛があればカットする

眉メイクができたら、メイクからはみ出た眉毛をカットします。眉バサミを使って、毛先から徐々にカットしていきましょう。眉毛の長さがボサボサ眉毛の原因の人は、これでかなりボサボサ感がなくなりますよ。
必要に応じて眉毛の長さと量を調節する

不要な毛をカットできたら、眉毛全体の長さと量を調整しましょう。コームで眉毛を下から持ち上げ、眉毛の上の輪郭に合わせます。コームからはみ出た眉毛は他よりも長い毛なので、その毛だけをカットしましょう。
このとき、眉毛全体で長さが一律になるようにカットするのはNGです。眉毛の長さを一律に揃えてしまうと、ナチュラル感がなくなりのっぺりとした印象の眉になってしまいます。
またほとんどの場合で、眉メイクからはみ出た毛をカットするだけでも十分に自然で素敵な雰囲気に仕上がります。ボサボサ眉毛が気になるからといって長さを調節するよりも、自然な眉毛をどのように活かすかをまず検討しましょう。
ボサボサ眉毛を整えるなら眉毛サロンがおすすめ

ボサボサ眉毛を整えるなら、眉毛サロンを利用するのがおすすめです。
眉毛は主観視するのが難しいパーツだといわれています。例えば、右眉を手入れするときは右目に焦点があってしまうため、正面からのバランスで整えられません。遠くから引いて全体を捉えようとすると、細かい部分がよく見えず上手に整えるのが難しくなってしまいます。
眉毛を整えるときには、立体的に生えている眉毛を、正面・斜め・横などさまざまな角度から見極める必要があります。誰かの眉を真似しても、自分にぴったりの眉にはなりません。だからこそ、プロによるその人に合ったアイブロウメイクアップのポイントの見極めが大事です。
眉毛サロンでは、プロの技術でボサボサ眉を自分に似合う眉毛に整えてもらえるため、セルフメイクよりも綺麗に仕上がります。眉毛サロンによっては、ボサボサになってしまった眉毛の手入れやメイクアップのコツを教えてくれる場合もありますよ。
眉毛サロンで受けられる施術内容や料金相場などについては、次の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
▶︎眉毛サロンとは?施術内容や料金相場、選び方を眉毛サロンが解説!
なお、眉毛サロンANASTASIA MARAY(アナスタシア ミアレ)では、自眉を最大限生かし、骨格・筋肉・フェイスバランスや毛質・毛の生え方などを考慮した眉の整え方・描き方をレクチャーしています。また、アナスタシア ミアレでは初回限定キャンペーンも実施しております。自分に合った眉の整え方を知りたい方は、ぜひお近くのサロンにご相談ください。
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ボサボサ眉毛の整え方に関するよくある質問
ボサボサ眉毛の整え方に関するよくある質問とその回答を紹介します。
ボサボサ眉の整え方は男性も同じ?
ボサボサ眉毛の基本的な整え方は、女性も男性も同じです。眉毛の形・位置・太さなどのベストなバランスを意識しながら、眉毛を整えましょう。メンズ眉毛の整え方については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
▶︎メンズ眉の整え方やカット方法を眉毛サロンが解説!顔の形や濃さごとにも紹介
ボサボサ眉毛になってしまう理由は?
ボサボサ眉毛になってしまう理由のひとつは、手入れ不足です。髪の毛と同じように、眉毛にも毛周期というものがあります。毛周期には個人差がありますが1〜1.5か月が目安です。毛周期にあわせて定期的に眉毛を手入れしないと、ボサボサの眉毛になってしまう可能性があります。
ボサボサ眉毛を整える頻度は何か月に1回?
ボサボサ眉毛を整える頻度は、毛周期である1〜1.5か月に1回が目安です。眉毛サロンに通う頻度も最初は1〜1.5か月に1回が目安ですが、次第に眉毛の状態が安定してくるため、頻度は少なく済むようになります。
ボサボサの眉毛から流行りの眉毛への整え方は?
ボサボサの眉毛から流行りの眉毛へ整えるためには、目指したいトレンド眉毛の整え方のポイントを押さえる必要があります。2025年のトレンド眉毛の整え方のポイントは、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
▶︎2025年のトレンド眉とは?形や整え方を眉毛サロンが解説!
また、ボサボサ眉毛から流行りの眉毛を目指す場合も眉毛サロンに通うのがおすすめです。目指したいトレンド眉毛が自分に似合うのかどうかを含め、プロに細かく相談できますよ。せっかく伸びている眉毛を自分で手入れして失敗してしまう前に、ぜひ眉毛サロンに相談してみてください。
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