
綺麗な眉毛のベストバランスとは?眉の位置や形などを眉毛サロンが解説
眉毛には、きれいに仕上がるベストバランスがあります。眉毛の位置・形・太さ・色・濃淡などをベストバランスに整えることで、自分の顔に似合う理想的な眉毛に仕上げられるでしょう。
しかし、眉毛をベストバランスに整えるためのポイントは多いため、「きれいに仕上げるための眉の位置や形の比率を知りたい」「理想的な眉毛に整えるためのコツを知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、理想的な眉毛のベストバランスや、きれいな眉にするための具体的な整え方・描き方を解説します。どうしてもうまく整えられないときの対処法にも触れるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
これを読めば、自分の顔に似合う理想的な眉毛のベストバランスが理解できますよ。

監修者
アナスタシア ミアレ
アイブロウトリートメントのパイオニアブランド
眉だけに特化し、その人の魅力を最大限に引き出していくアイブロウトリートメントのパイオニアブランド「アナスタシア ミアレ」。独自の理論と技術で、その人が本来もつ美しさを呼び覚まし、眉の可能性を確実に広げています。

執筆者
美眉総研編集部
眉に関するトレンドや眉で美しくなるための情報を発信するスペシャルサイト。さまざまなコンテンツで、眉からはじまる美の可能性を見い出します。「アナスタシア ミアレ」で培われた専門的な知見を活かして、コンテンツを制作中。
目次
眉毛にはベストバランスがある

眉毛には自然で美しく見えるベストバランスが存在します。骨格や筋肉の付き方などのフェイスバランスから導かれる眉毛の位置や形、眉毛自体の太さ・色・濃淡をベストなバランスに整えることで、理想的な眉毛に仕上げられますよ。
反対に、眉毛のベストバランスから大きく外れると、せっかく手入れをしても不自然な眉毛に仕上がってしまう場合もあるため注意が必要です。正しい眉毛のベストバランスを知り、自分の顔に似合う理想的な眉毛に整えましょう。
きれいな眉毛に整えるためのベストバランス
きれいな眉毛に整えるためのベストバランスは、眉の位置・形・太さ・色・濃淡のそれぞれで説明できます。各ポイントを押さえておきましょう。
理想的な眉の位置

理想的な眉の形は、ベストなフェイスラインの法則により決定します。顔の各パーツに注目して、顔の横幅・縦幅を理想的な比率に整えることが重要です。自分の顔の比率は、自分の顔を撮影した写真に写真加工アプリなどでグリッド線を引けばチェックできます。
横の生え際から反対の生え際までの間を顔の横幅とすると、顔の横幅は眉間の幅の5倍がベストな長さです。眉間の間の幅を基準に、グリッド線などで顔を横に5分割できるように調整しましょう。
<顔の横幅のベストな比率>
顔の横幅=眉間の幅×5
額の生え際から顎先までの長さを顔の縦幅とすると、顔の縦幅は額の生え際から眉頭の下までの長さの3倍がベストな長さです。顔の縦幅をグリッド線などで3分割し、額の生え際から眉頭までの長さが基準になるように調整してください。
<顔の縦幅のベストな比率>
顔の縦幅=額の生え際から眉頭までの長さ×3
理想的な眉の形

眉毛には、眉頭・眉山・眉尻の3つのパートがあります。
眉頭は鼻から眉毛下の骨にかけて、カーブが始まる場所にあるのがベストです。眉頭の位置は、顔全体のバランスを左右する重要なポイントなので注意深く、定めましょう。
眉山は、顔の正面から側面に落ちる手前に作ります。眉の中では一番高い位置に眉山を持ってくるのもポイントです。眉山が低いと立体感が物足りない印象になってしまうため、少しでも眉頭より高くなるように作りましょう。
眉尻は、上唇中央から目尻を繋いだ延長線上に作りましょう。眉尻は眉頭より高い位置にするのがポイントです。
顔は、眉頭から眉山が正面として認識されます。眉頭から眉山への距離が長いとやや大きめの顔、短いとパーツが中心に集まったような顔に捉えられます。
左右で差がある眉骨の形や、顔の側面の角度などを意識した調節も大切です。例えば、正面から見た顔の横幅は、顔の側面の角度が急だと短く、逆に角度が緩やかだと長く見えます。横幅が狭い顔に長い眉を描くと浮いて見えてしまうため、顔の特徴に合わせて眉毛を整えましょう。
理想的な眉の太さ

眉の形と位置が決まれば、太さは自ずと見えてきます。太さの目安としては、目の縦幅の2分の1〜3分の2ほどです。眉頭を一番太く、眉尻に向かってだんだん細くなっていくように太さを調節しましょう。
理想的な眉の色・濃淡

眉の色は、髪色との相性を考慮して決めるのが基本です。髪色よりもワントーン淡い色にすると、垢抜けた自然な仕上がりになります。
パーソナルカラーを考えた眉色の決め方も可能です。イエローベースの人にはオレンジ系や黄色系、ブルーベースの人には赤系のブラウンが似合う傾向があります。
自然な眉は黒目の上あたりが一番濃く、眉頭・眉尻はやや薄くなっています。メイクの際も同じ濃淡のバランスを再現すると、立体感のある自然な眉に仕上がるでしょう。
ベストバランスの眉毛への整え方・描き方
ベストバランスの理想的な眉毛への整え方や、きれいな眉毛の描き方を解説します。整え方の基本的な流れは、以下のとおりです。
- 眉毛が生えている箇所にフェイスパウダーをのせる
- 眉毛をスクリューブラシでブラッシングする
- アイブロウペンシルで眉を描く
- アイブロウパウダーで隙間を埋める
- アイブロウジェルで毛流れを固定する
- 眉マスカラで色を付ける
- 眉メイクからはみ出た余計な眉毛をカットする
なお、目指す眉の形別・顔の形別の眉毛の整え方については、以下の記事で詳しく紹介しています。「きれいなアーチ眉に整えたい」「面長の顔に似合う眉毛を作りたい」といった場合は、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
▶︎眉毛の整え方/描き方/カット方法を眉毛サロンが解説!顔の形や濃さごとにも紹介
眉毛が生えている箇所にフェイスパウダーをのせる
まず、眉メイクをする前に眉毛が生えている箇所にフェイスパウダーをのせましょう。フェイスパウダーで汗や皮脂をとってサラサラにしておくことで、眉を描きやすくなります。
眉毛をスクリューブラシでブラッシングする
次に、眉をスクリューブラシでブラッシングしましょう。眉にブラシを当てて、毛流れに沿って横に流していきましょう。
アイブロウペンシルで眉を描く
続いて、アイブロウペンシルで眉の形を描きます。眉下のラインを引いたあと、眉尻から眉山に向かってラインを描きましょう。眉山に角度をつけて、眉山から眉頭に向かってラインを引きます。眉上のラインは、眉下のラインと平行になるようにしましょう。
眉の形と位置は、以下のポイントを参考に描いてみてください。
<理想的な眉の形に整えるためのポイント>
- 眉頭を一番太くして眉尻にかけてだんだん細くなるようにする
- 眉山を一番高くして立体感を出す
- 眉の太さは目の縦幅の2分の1〜3分の2程度にする
<理想的な眉の位置に整えるためのポイント>
- 眉頭は小鼻の真上
- 眉山は黒目の外側と目尻の間
- 眉尻は眉頭以上の高さ
- 長めの眉の眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
- 短めの眉の眉尻は口角と目尻を結んだラインの延長線上
このとき、アイブロウペンシルは真ん中より後ろ側を持ち、力まずに使うのがポイントです。指に力を入れるのではなく、手首を軸にしてペンを動かしましょう。
アイブロウパウダーで隙間を埋める
眉の輪郭が描けたら、アイブロウパウダーを使って眉山から眉尻まで・眉頭の潤に、隙間になっている部分を埋めていきましょう。輪郭のラインをぼかすようにするのがポイントです。
パウダーを馴染ませるのに使うアイブロウブラシも、後ろの方を軽くつまむように持ちましょう。力まずに軽い力で使うのがコツです。
アイブロウジェルで毛流れを固定する
眉全体が描けたら、アイブロウジェルで毛流れを固定します。眉頭に立体感が出るように立ち上げ、眉尻に向かって毛流れを整えていきましょう。眉毛が硬めの人は、眉尻から眉頭へ流れに逆らうようにジェルを乗せるのもありです。
眉マスカラで色を付ける
眉に色をつける場合は、眉マスカラを使いましょう。眉マスカラを毛流れに逆らう方向に動かして、眉全体に色をつけてください。次に、毛流れに沿った方向に眉マスカラを動かして仕上げます。
眉色は髪色よりもワントーン明るくすると、自然に仕上がります。イエローベースの肌にはオレンジ系や黄色系のブラウンの眉色、ブルーベースの肌には赤系のブラウンの眉色がよく似合いますよ。
眉メイクからはみ出た余計な眉毛をカットする
眉メイクができたら、メイクからはみ出た眉毛をカットします。眉バサミを使って、毛先から徐々にカットしていきましょう。
不要な毛をカットできたら、眉毛全体の長さと量を調整しましょう。コームで眉毛を下から持ち上げ、眉毛の上の輪郭に合わせます。コームからはみ出た眉毛は他よりも長い毛なので、その毛だけをカットしましょう。
このとき、眉毛全体で長さが一律になるようにカットするのはNGです。眉毛の長さを一律に揃えてしまうと、ナチュラル感がなくなりのっぺりとした印象の眉になってしまいます。
またほとんどの場合で、眉メイクからはみ出た毛をカットするだけでも十分に素敵な雰囲気に仕上がります。長さを調節するよりも、自然な眉毛をどのように活かすかをまず検討しましょう。
眉毛をベストバランスに整えたいなら眉毛サロンがおすすめ
ここまで、理想的な眉毛に仕上げるためのベストバランスや、きれいな眉毛の整え方・描き方を解説しました。眉毛をベストバランスに整えたいときは、まず眉毛サロンにいくことをおすすめします。
というのも、眉毛は主観視するのが難しいパーツです。例えば、右眉を手入れするときは右目に焦点があってしまうため、正面からのバランスで整えられません。遠くから引いて全体を捉えようとすると、細かい部分がよく見えず上手に整えるのが難しくなってしまいます。
眉毛を整えるときには、立体的に生えている眉毛を、正面・斜め・横などさまざまな角度から見極める必要があります。誰かの眉を真似しても、自分にぴったりの眉にはなりません。だからこそ、眉毛のプロによるその人に合った眉毛のベストバランスの見極めが大事です。
眉毛サロンとはどんな場所なのかについては、以下の記事で詳しく解説しています。まだ眉毛サロンを利用したことがない場合は、ぜひ一度チェックしてみてください。
▶︎眉毛サロンとは?施術内容や料金相場、選び方を眉毛サロンが解説!
眉毛のベストバランスに関するよくある質問
眉毛のベストバランスに関するよくある質問とその回答を紹介します。
メンズの眉毛のベストバランスは?
眉毛のベストバランスは、基本的には女性も男性も同じです。理想的な眉の位置・形・太さ・色・濃淡のポイントは、以下のとおりです。
<理想的な眉の位置に整えるためのポイント>
- 眉頭は小鼻の真上
- 眉山は黒目の外側と目尻の間
- 眉尻は眉頭以上の高さ
- 長めの眉の眉尻は小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
- 短めの眉の眉尻は口角と目尻を結んだラインの延長線上
<理想的な眉の形に整えるためのポイント>
- 眉頭を一番太くして眉尻にかけてだんだん細くなるようにする
- 眉山を一番高くして立体感を出す
- 眉の太さは目の縦幅の2分の1〜3分の2程度にする
<理想的な眉の色・濃淡に整えるためのポイント>
- 眉色は髪色よりワントーン淡い色
- 黒目の上あたりを一番濃く、眉頭・眉尻はやや薄くして自然に
メンズ眉の基本的な整え方やコツなどについては、以下の記事で解説しています。ぜひあわせて参考にしてみてください。
▶︎メンズ眉の整え方やカット方法を眉毛サロンが解説!顔の形や濃さごとにも紹介
眉毛のベストバランスはトレンドで変わる?
眉毛のベストバランスは、トレンド眉とは別で基本的には変わりません。トレンド眉も、ベストバランスをベースにしたうえで、眉毛の形や位置などを工夫しているものがほとんどです。流行りの眉に仕上げたい場合でも、まずは眉毛のベストバランスについて理解しておくことをおすすめします。
2025年のトレンド眉については、次の記事でいくつか紹介しています。トレンド眉の種類別に整え方も解説しているので、流行りの眉に整えたいときはチェックしてみてください。
▶︎2025年のトレンド眉とは?形や整え方を眉毛サロンが解説!
ベストバランスの眉に仕上げるには眉メイクが必須?
自眉の形や濃さなどから、ベストバランスに整えるには足りないところがある場合には、眉メイクで不足している箇所を描いたほうがベターです。ただ、それほど自己処理をしていなければ、基本的には余分な眉毛を除去して形や位置を整えるだけでもきれいに見えますよ。
眉メイクに自信がない場合は、眉毛サロンで眉メイクレッスンを受けてみましょう。眉毛サロンANASTASIA MARAY(アナスタシア ミアレ)では、自眉を最大限生かし、骨格・筋肉・フェイスバランスや毛質・毛の生え方などを考慮した眉の整え方・描き方をレクチャーしています。
アナスタシア ミアレの眉メイクレッスン「パーソナルトレーナーレッスン」については、以下の記事で紹介しています。自分の顔に似合う理想的な眉毛の整え方を学びたい方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
▶︎アナスタシアミアレの眉レッスンとは?施術内容や料金、実施店舗などを紹介!
ベストバランスの眉が自分の顔に似合わないと感じたらどうすればいい?
ベストバランスの眉に仕上げてみたものの「なんとなく自分には似合っていない」と感じたら、ぜひアナスタシア ミアレにご相談ください。
眉毛は主観視しにくいパーツなので、セルフメイクで理想的なバランスの眉毛に仕上げるのは難易度が高めです。どうしても左右の眉で差ができてしまったり、細かい部分が整えきれなかったりしてしまいます。
一度は眉毛サロンでカウンセリングや施術、眉レッスンを受けて、自分の顔に似合う理想的な眉毛への整え方を学んでみてください。
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